自力で起き上がれない
できる範囲内で介助して起き上がらせる
足の筋力(特に後ろ足)が衰えて踏ん張りが効かなくなると、自力で起き上がることが難しくなります。そして、そのまま歩く機会が減ってしまうと、足の筋力がさらに衰えて寝たきりになってしまいます。
立った状態から歩くことができるワンちゃんは、寝たきりを防ぐために、飼い主さんが介助して起き上がらせてあげてください。その際、無理な体勢で介助して腰痛にならないように、腰への負担が少ない介助方法を心掛けることが大切です。
腰への負担を少なくするには、立ったままではなく、床に両膝を付けて座ってから介助します。(ワンちゃんのお腹の近くで両膝を床に付けます。)
片方の手をワンちゃんのお腹の下に差し入れ、もう片方の手を上から回し、両腕でお腹を抱えます。両膝を床に付けたままゆっくりと持ち上げると、腰への負担が少なく起き上がらせることができます。
しかし、一日中付きっきりで介助していては体がもたないので、自分の体のことを考えて、介助はできる範囲内に留めておくことも大切だと思います。
起き上がらせるのに便利なベスト
以上のような腰への負担が少ない介助方法を心掛けたとしても、毎度のことでは飼い主さんにとって重労働であることに変わりありません。
そんな時に便利なのが老犬介護用ベストです。こちらのベストをワンちゃんに着せておくと、持ち手を掴んで比較的楽に起き上がらせることができます。一日中着けたままで過ごすことができるのでおすすめですよ。
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2014年4月1日 | コメント/トラックバック(1) |
カテゴリー:散歩・歩行のお悩み
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コメント
はじめまして、我が家の柴犬は16歳6ヶ月で足腰が弱り自分で立てなくなり立ちたくなると鳴いて訴えます。昼間はいいのですが夜はさすがに私たちがまいってしまいます。介護用のハーネスを買ってつけてやったり外に連れて行って日にあてたりいろいろ試していますかやはり夜中に鳴いて困ってます。